相鉄バス資料室 ~相鉄バス情報室の別館~

相鉄バス情報室の別館です。不定期更新となります。

カテゴリ: 移籍車紹介

第8弾は群馬バスの紹介です。

群馬バス (116)_
榛名湖温泉ゆうすげ → 榛名湖 → ヤセオネ峠 → 伊香保温泉バスターミナル
3318号車(箕郷) 石段街口にて

群馬バスは高崎、前橋の周辺を運行する事業者で、高速バスなども運行しています。
コロナ前には伊香保温泉~横浜駅東口を結ぶ路線があり、みなとみらいエリアを群馬バスの高速バスが走る姿も見られました。

相鉄からは細谷戸線専属の8Eが移籍していました。現在は全車引退、解体済で相鉄からの移籍車は消滅していますが、最後に残った1台だけは記録できたので紹介します。

●高崎 200 か 61
群馬バス (65)_
伊香保温泉バスターミナル → ヤセオネ峠 → 榛名湖 → 榛名湖温泉ゆうすげ
3318号車(箕郷) 伊香保案内所にて

1997年式の元5701号車(KC-LR333J)です。車内は相鉄柄のシートなど残っており、相鉄時代そのままです。
窓枠も前扉後と中扉後を入れ替えただけで、特徴的な車掌窓も残っています。
最末期は伊香保温泉~榛名湖を結ぶ路線に固定で、本数の多い冬季以外の土日に使われていました。

第7弾は静岡の掛川バスサービスです。

掛川バスサービスは静岡鉄道グループの子会社で、掛川駅周辺で路線バスを運行してます。
相鉄からは中型が1台だけ移籍しています。

●浜松 200 か 1072
掛川バス (74)_
回送(掛川駅 → 掛川営業所) 掛川駅にて

2005年式の元3552号車(PA-MK27FH)です。
「お茶のまち掛川」のラッピングとなっており、隙間からは少し相鉄カラーも見えます。
駅の近くに営業所(東海道線からも見えます)があり、1往復すると営業所に戻る運用のようです。

南方面循環線は無限循環方式のため、この路線に入ると、終日同じルートで見られます。
1周約1時間、100円で、どの方角にも走るので、順行撮影も容易です。

新横浜から新幹線で1時間半、横浜から東海道線で3時間半。
簡単に見に行けるので、動いてなくてもダメージ低めですかね?
来年で20年目になるので、是非早めに・・・。

第6弾はトモテツバスの紹介です。

鞆鉄道 (316)_

鞆鉄道は広島県福山市周辺を運行している事業者で、相鉄と非常に似た色のバスが走っています。
鞆の浦を舞台にしたドラマでは相鉄の車両を使ってロケが行われたこともあります。

●福山 230 あ 225
鞆鉄道 (43)_
尾道線(福山駅 → 松永駅前 → 尾道駅前) F5-225号車(福山) 福山駅前にて

2001年式の元1167号車(KL-MP33JM)です。
トモテツの中では古参の部類に入ってきました。
トモテツは総合ダイヤのため大型の入る福山駅〜鞆の浦線、福山駅〜尾道駅線等に入ります。テーマパークのみろくの里を結ぶ直行便にも入ります。

移籍後しばらく窓上は相鉄カラーのままでしたが、上の画像でも分かる通り、色褪せも進んできており、2023年にはトモテツカラーに塗り替えられてしまいました。
トモテツ (154)_
鞆線(福山駅 → 鞆港) F5-225号車(福山) 福山駅前にて


●福山 230 あ 226
鞆鉄道 (209)_
みろくの里線(福山駅 → みろくの里 → 新勝寺) F5-226号車(福山) みろくの里にて

2001年式の元1168号車(KL-MP33JM)です。
1167号車と同時に移籍しました。こちらも車内は相鉄時代のままですが、1167号車と同じく外は塗りなおしがされています。

トモテツ (18)_
鞆線(鞆港 → 福山駅) F5-225号車(福山) 福山駅前にて


●福山 230 あ 229
鞆鉄道 (257)_
貸切(みろくの里 → 臨時駐車場) F5-229号車(福山) みろくの里にて

2005年式の元3557号車(PA-MK27FH)です。
こちらの車両も窓上は相鉄カラーのままとなっています。
画像は繁忙期のみろくの里の駐車場シャトルバスに使われている様子です。
三原営業所所属のようです。

●福山 230 あ 230
鞆鉄道 (332)_
貸切(みろくの里 → 臨時駐車場) F5-229号車(福山) みろくの里にて

2005年式の元3558号車(PA-MK27FH)です。
中型も相鉄色が色濃く残っています。座席背面にある車内事故防止の張り紙などもそのままです。
こちらも三原営業所所属のようで、普段は企業送迎に使われているようです。

大型はこの他にバラ祭り塗装となった車(元1164号車)がいましたが、2022年に車両故障によって廃車となっています。

第5弾は九州は熊本の九州産交バスです。

産交バス (106)_

九州産交バスは熊本県内を運行している事業者で、福岡や鹿児島などに高速バス等も運行しています。
相鉄からは中型車と大型車が移籍しており、中型車の一部は既に廃車となっています。

●熊本 200 か 1020
産交バス (152)_

2000年式の元8001号車(KL-UA452KAN)です。相鉄時代は復刻塗装の赤バスとして活躍していました。
熊本営業所に所属しており、時期によっては川口常駐となっていました。
2023年に故障のため廃車となり、すでに解体済みです。


●熊本 200 か 1021
産交バス (147)_


2000年式の元8002号車(KL-UA452KAN)です。
木山営業所戸島駐車場に所属しており、熊本駅にも顔を出します。特に路線指定はないようです。


●熊本 200 か 1440
産交バス (119)_

2005年式の元3553号車(PA-MK27FH)です。特徴的な中ドア窓も残っています。
移籍時はオレンジLEDでしたが、のちに白色LEDに更新されています。
撮影日はJA飽田支所前(S4-9系統)や小島産交(U4-3系統)の路線で動いていましたが、中型車が入る路線であれば、特に路線指定はないようです。

産交バスはバスロケで社番、GTFS-RT(ただし社番と異なる独自番号)が公開されていますので、簡単に車両を見つけられます。

第4弾は近場で、友井タクシーの紹介です。

友井タクシー (52)_


友井タクシーは小山市コミュニティバスの運行を受託しており、コミュニティバスの車両に相鉄からの移籍車がいます。

●とちぎ 200 か 547
友井タクシー (15)_

2006年式の元3602号車(PA-MK27FH)です。
当初は新市民病院線に入っていましたが、現在は利用者が増えた羽川線(小山駅~小金井駅を結ぶ路線)に入っています。1日同じ車両を使うため、どの便を見てもこの車両がやってきます。


●とちぎ 200 か 557
友井タクシー (16)_


2006年式の元3605号車(PA-ME17DF)です。
各路線の予備車で、真っ白な車体となっています。
友井タクシーが運行している羽川線、間々田線、市民病院線のいずれかの専用車が点検等の際に運用に入ります。難易度高めです。


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